コンジローマの治療費用

コンジローマを治療するためには病院での治療が必要になります。
ときには外科的処置がとられることもあるのですが、その治療費用はどれくらいになるのかは気になりますよね。
これは実際に行われる治療内容によっても変わるのですが、それほど高額にはなりません。
この治療には保険が使えることが多いためです。
そのため3割負担でコンジローマの治療ができることも多いため、それほど高額な費用は必要ないことも多いのです。

その保険が適用された状態でどれくらいの費用かというと、外科的処置となる液体窒素の治療を行う場合でも、診察料含めて2000円ほどとなります。
外科的処置となるからといってそれほど高額な治療にはなりません。

塗り薬が処方されることもありますが、このときは診察料に治療代が加算されることはありませんが、その代わりに薬代が必要になりますよね。
この薬代がどれくらいかというと、こちらもやはり保険が適用されるため、それほど費用はかからないのです。
その費用は薬の量によっても変わるのですが、たとえば7回分で3000円ほどになります。

7回分で3000円とは少し高いように思うかもしれませんが、コンジローマに使われる塗り薬はベセルナクリームとなることが多く、この薬は毎日使うものではありません。
1日に1回、入浴を終えたあとの就寝前などに使うもので、1回使ったら1日空けてから再度使用します。
連続で使用することはありません。
週あたりの使用頻度は3回ほどが目安となるため、7回分の薬は約2週間分の量となります。
それで3000円ほどですから、標準的な費用になるでしょう。

このような費用が1回あたりの治療費用となるのですが、あとはこれがどれくらい必要になるかで治療費用の総額が決まります。
1度の受診で受けた外科的治療や、1回出された薬をすべて使い切ることで完全に治ればかなり少ない費用で完治できるのですが、それですぐに治るとは限りません。
むしろ1回の治療や薬の使用ですぐに治ることは少なく、何度か通院が必要になることもあります。
コンジローマの症状がひどいときなど特にそうですね。

なるべく治療費用を抑えたいときは早めに病院に行くことが大事です。
症状が重くなるほど完治までに時間がかかりやすくなり、それだけ治療費用の総額も高くなります。
早く病院を受診して治療を開始すればそれだけ早く治りやすくなり、少ない費用で完治できますよ。
どちらにしても保険は適用されますから、保険診療をやっている泌尿器科や性病科で治療を受けるといいでしょう。