性感染症の痛み

性感染症の症状

性感染症、いわゆる性病のことですが、その症状はどんなものがあるのかというと、痛みが出る場合もあります。
たとえばよくある性感染症となるのがクラミジア、淋病です。
患者数が多く、感染する機会も比較的多い病気ですが、男性がこれになると症状として痛みが出る場合も多いです。
感染すると1日中ずっとズキズキ痛むわけではなく、排尿時に痛みが出るのです。
そのため1日ずっと不快というわけではありませんが、排尿は1日に何度も行いますから、そのたびに痛みが出てストレスになるといったケースもよくあります。

排尿時といった特定のタイミングではなく、ずっと痛みが出る性感染症もあります。
性器ヘルペスといって性器に水ぶくれができる病気となるのですが、このときには強い痛みも一緒に出るのが特徴です。
症状が強いと家事や仕事なども手につかなくなり、治療に専念せざるをえなくなるほどの痛みとなります。
性感染症の中でも痛みは強い方ですね。
このように一部の病気は症状として痛みが出る場合もあります。

性感染症の痛みへの対処法

痛みの出る性感染症になったとき、早くその不快な痛みを止めたいですよね。
その方法は病院での治療となります。
痛みの原因は現在なっている性感染症ですから、それが治れば痛みもなくなります。
クラミジアと淋病については病院で抗生物質を処方してもらうと完治することも多いです。

もちろん一度の処方や処置ですぐ治るとは限らず、医師の指示にしたがって通院する必要がありますが、それをきちんとやれば治ることも多いのです。
それにともなって痛みも治まっていきますよ。
性器ヘルペスの場合、完治が難しい病気となり再発も多いのですが、病院で治療を受ければ症状は治まります。
その間は痛みなども出ませんから、病院できちんと治療を受けるといいです。

コンジローマに痛みはある?

性感染症の一つとなるのがコンジローマです。
性器や肛門周りにイボができる病気で、いかにも痛みが出そうな病気に見えるかもしれません。
しかしこの病気はイボができる以外にはあまり症状がなく、痛みやかゆみなどは出ない方も多いです。
もちろん性器にイボができるというその症状から、早期治療を強く希望される方も多いものの、少なくとも日常生活に強い支障は出ないことも多いですね。

ただし、痛みはなくてもやはり性感染症の一つとなり、他人にうつす病気となりますし、放置していると症状が悪化していきます。
最近は忙しい方も多いですから、痛みがないとつい治療を後回しにしがちですが、なるべく早めに病院を受診して治療を開始することが大事です。