コンジローマの治療方法

コンジローマを治すには

コンジローマとは感染部位となる性器などにイボができる性病です。

痛みやかゆみなどはない場合が多いのですが、見た目のインパクトが強く、一刻も早く治したい方も多いでしょう。

その治療方法は病院での処置になる場合が多いです。

よく行われているのが液体窒素を使った方法で、まず綿棒を液体窒素に浸し、その綿棒を患部のイボに押し当てるという治療方法になります。

つまり病院で飲み薬をもらうなどの方法ではなく、病院で直接処置を受ける形になるのです。

薬が処方されることもありますが、これも塗り薬となり、飲み薬にはならないことが多いです。

液体窒素を使った治療法は通院が必要

コンジローマでよく行われる液体窒素による治療方法は、一回受けるだけで治ることはほとんどありません。

定期的に通院してこの治療を受け続けることで次第に治るのです。

通院ができないとコンジローマの治療も進みませんから、できるだけ医師の指示通りに通院をしてください。

ちなみにこの治療方法は患部のイボを液体窒素によって壊死させるという方法になり、少し痛みがあります。

痛みがつらいときは医師と相談してください。

その他のコンジローマの治療方法

液体窒素や塗り薬以外の治療方法となると、手術でイボを取り除くという方法になる場合もあります。

これにもいくつか方法があり、たとえば電気メスやレーザーを使ってイボを取り除く方法や、専用の機器を使って切除するといった方法もあります。

どれになるかは医師の判断のほか、その病院の設備も関係するため、自由に選べるとは限りません。

これら設備が一切なく、コンジローマは基本的に液体窒素と塗り薬での治療のみという病院もあります。

病院側の設備という事情も関係するため絶対に受けられるわけではないのですが、これら治療を受けるとすぐにイボを除去できるのがメリットです。

即効性を期待する方はこちらの方がいいかもしれません。

手術を行える病院で、さらに患者の症状の程度によっては、液体窒素よりも最初から手術を勧められる場合もあります。

コンジローマの治療はお早めに

ご紹介したようにコンジローマの治療は病院で抗生物質をもらうだけといったものにはならず、場合によっては手術になることもあるため、症状が悪化する前に治療した方が負担も軽くなります。

治療はいずれも性病科のほか、男性なら泌尿器科、女性なら婦人科でやっていることもあります。

相談しやすい病院を選んで早めに治療を開始するといいでしょう。