コンジローマのイボ

コンジローマになるとぶつぶつができるのが基本的な症状です。
このぶつぶつはつまりはイボになります。
このイボができたからといって特に痛みやかゆみ等はないのですが、普段は何もないはずのところに小さなイボが大量にできていると自分でも気持ち悪いですよね。
パートナーからも少し敬遠されがちな症状ですから、痛みやかゆみ等はなかったとしても、影響は決して小さくない症状となります。

また、このイボはそれぞれは小さいのですが、それぞれのイボが重なりあって大きな1つのイボとなることもあります。
最初は1〜2ミリといったサイズとなることが多いのですが、もし重なりあって大きくなると、1つのイボが1〜2センチといったサイズになることもあるのです。
ちなみにコンジローマになってできるイボですが、基本的に複数のイボが同時にできるのが基本です。
小さなイボが1〜2個だけできるといったことはあまりなく、一度に複数のイボができるため、それらが重なり合うということもあり得ます。

コンジローマかどうかはこのイボの形で判断されることが多いです。
どんな形がこの病気になるのかというと、そのイボの先端が尖っているとコンジローマの可能性が高くなります。
形が似ているのは鶏のトサカ、カリフラワーなどです。
それらに少し形が似ているイボができた場合、コンジローマの可能性がありますね。

このイボができる位置は性器だけではありません。
肛門の周り、口の周り、口の中といった部位もコンジローマの典型的な感染部位です。
実際に感染すると先端が尖っているイボができたりします。
肛門の周りや口の中といったイボを詳細に観察するのは難しいでしょうが、男性器や口の周りといった部位なら比較的観察しやすいでしょう。
そこに先端が尖ったイボができているなら、それはコンジローマかもしれません。
そのように思うときや、口の中や肛門の周りにぶつぶつができているときなど、一度コンジローマを診られる病院を受診してみるといいかもしれません。
すると医師の方でもそのイボを確認してコンジローマかどうかを判断してもらえます。

このイボはコンジローマの治療を進めると次第に治まっていきます。
早くこれを治したいときは早く病院に行って治療を開始することが大事です。
逆に専門の治療を受けなかった場合、このイボが増えていくこともあります。
そうなると見た目があまりよくない上に、コンジローマも症状が悪化すると他の病気の原因になることもありますから、そういう意味でもあまりよくありません。
コンジローマかなと思うイボが出たら専門の病院の治療を受けるといいでしょう。