性感染症の特徴

性感染症

性感染症とはいわゆる性病のことです。
性行為などに興味はあってもこの病気のことは不安になる方も多いでしょう。
性感染症に自分がなると、性行為などにより相手にも病気をうつしてしまいます。
また、もちろんこれは一種の病気で、ずっとこれにかかったままだと症状が悪化していき、重い症状に発展する恐れもあります。
このような病気にうまく対応するため、知っておきたい特徴をご紹介しましょう。

感染経路について

性感染症の特徴となるのは、性的な接触で感染することです。
それ以外の原因で感染することはほとんどありません。
仮に自分が性感染症になったとして、パートナーと同棲などしていても性的な行為をしなければ感染するリスクはそれほどないのです。
空気感染などはしませんし、自分が浸かったあとの湯船にパートナーが入っても、感染する可能性はそれほど高くありません。
感染するきっかけとなるのは性的な接触となります。
性行為はもちろんですが、最近増えているオーラルセックスのほか、ディープキスでも感染する可能性があります。

さらにこれら行為を控えたとしても、指で相手の陰部に触れ、その指を洗わないまま自分の陰部などをすぐ触ると、それがきっかけで感染する恐れがありますね。
陰部に直接触れなくても、陰部から出た分泌液には性病の原因菌などが含まれていますから、それが相手の体に触れたり、その分泌液がついた指で体を触ったりすると、やはり感染の恐れがあります。
性感染症はこのような性的な接触があると何らかの原因で感染する可能性が高まります。
特徴として知っておくといいです。

自然治癒しない

風邪などちょっとした病気は自然に治ることも多いですが、性感染症は自然に治ることはほとんどありません。
つまり一度感染した場合、病院に行って専用の治療を受けない限り、たとえ症状がなくても治っていない可能性が高いのです。
これといった自覚症状がなくても、性感染症は不妊の原因になるなどデメリットがあります。
また、性的な接触があると相手にうつすことからもあまりいいことではありません。
症状がなくても自然に治ることはないことを特徴として知っておきましょう。

症状がない場合もある

先にも少し触れましたが、性感染症は症状が最初からほとんど出ない場合があります。
そのため自分が感染したことに気づけないことも珍しくありません。
これも十分に注意したい特徴です。
性病に感染するような性的接触が頻繁にある方は、たとえ症状がなくても定期的に検査を受けるといいでしょう。