クラミジアとコンジローマ

性感染症にもいろいろあるらしい

性感染症とひと言で言ってもいろいろな種類があって、当然ながら共通点もあれば異なる点もあります。

性感染症はやっかいな合併症を引き起こしてしまう可能性もありますし、身体的に悪影響を与えることもありますから十分に注意が必要です。

きちんと予防できればそれほど怖くはありませんし、対策も立てやすいので今回はクラミジアとコンジローマというよく知られている性感染症を比較していきたいと思いますので参考にしてください。

まずクラミジアにしてもコンジローマにしても何もしていない状態で感染することはなく、基本的には性的なコミュニケーションによって感染するリスクが高いという共通点があります。

これはほとんどの性感染症に言える共通点ですが、性感染症は粘膜感染するのでセックスはもちろんディープキスやオーラルセックスでも感染するリスクがあるのです。

たとえば風俗に行ってから性感染症の初期症状が見られた…という場合は口から感染してしまっている可能性が極めて高いと言えます。

クラミジアの特徴

まずクラミジアの特徴から説明すると先ほどお伝えした通り性的なコミュニケーションから感染するのですが、男性の場合は尿道から菌が入ってくるため、ペニスの違和感や排尿するときに痛みがあったり、膿が出る、かゆみがあるといった症状が出てきます。

この時点では初期症状なので、ここでしっかり治療すればそれほど長い期間治療しなくてもいいですから早めに泌尿器科を受診するようにしてください。

女性の場合は男性よりも自覚症状を感じにくいのですが、膣のかゆみやオリモノの量が多くなったりすることがあります。

コンジローマの特徴

次にコンジローマの特徴ですが、こちらは性器にイボのようなものが出てくるのが最大の特徴で男性の場合はペニスの先端や横など見えるところにイボ状のものが出てきます。

かゆみがあることもあれば特にない場合もあるそうですが、菌がなくなってもイボだけが残った状態のままになることもあるそうです。

女性の場合もイボができるという点では同じなのですが、膣の中にできてしまうとなかなか発見しづらいので男性よりも発覚が遅くなってしまうことがあるみたいです。

したがってクラミジアにしてもコンジローマにしても定期的に性病の検査を行い、予防に努めることが重要になると言えるでしょう。

放置しておいても自然治癒することはありませんので、早くというのはポイントです。